人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブログを引っ越しました。

想うことあって、ブログを引っ越ししました。
新しいブログのURLは http://gogoarai9ma.blog136.fc2.com/ です。
ブックマークに登録している方はアドレスの変更をお願いします。
これからもご愛読をお願いいたします。
# by tokio-dayori | 2010-11-13 20:38 | お知らせ

えっ、もう11月!

Go!Go!あらいぐま。  通巻449号       2010年11月1日発行

 光陰矢の如しと言うが、いつの間にか2010年もあと2ヵ月を残すばかりとな
ってしまった。時間の経過がどんどん速くなっていくように感じられるのは年
齢のせいか?間もなくメディアは今年の10大ニュースなどの記事を流しはじめ
るだろうが、つられて私も自分自身のそれはいったい何であったのか?そろそ
ろ考えはじめる時期でもある。

 今年はいろんなことがあったことに間違いない。自転車の旅のスタート。事
故。再開。ボランティア。米作り・・いろいろなことがあった。そんな中、音楽
関連のもろもろが急速に充実しつつあることを実感した一年でもあった。

 まず「第九」。私の音楽活動の原点だが、今年から、加わっている川口第九
を歌う会の副会長を拝命し、約200名の会員とともに練習に励んでいる。ま
た運営にいそしんでいる。毎年末の演奏会に加え、2年に1度の自主演奏会が
あり、今年のリリア創立20周年記念演奏会への特別出演などもあり、なかなか
多忙である。来年は自主演奏会の年に当たるほか、国際交流フェスティバルと
いう川口市の恒例の行事にも参加を要請されており、またまた多忙な1年にな
ることは間違いない。

 加えて一五一会という楽器の仲間と共に行っている自主演奏、慰問演奏の頻
度が高まってきた。現在、毎月のように慰問演奏の要請があり、3月までのス
ケジュールが決まっている。加えて、音楽イベントや健康関連イベントでの演
奏があり、来年6月には、2011年に創立65周年を迎える新潟県の楽団の記念演
奏会への出演もほぼ決まった。ちょっとした演奏旅行となる。学生の頃によく
通った歌声喫茶の楽しさが忘れられず、出前歌声喫茶を志向してはじめた楽器
の練習だったが、いつもまにかここにまで到達した。前々回にも書いたが、あ
がた森魚とのジョイントなどというオマケに巡り会えそうなのも嬉しい。

※ウイーン・フィル川口公演のチラシ。
えっ、もう11月!_c0115482_2273050.jpg
















 そして明日は、聴くほうでのメインイベントがある。そう、ウイーン・フィ
ルのコンサート!前方の席は得られなかったが、じっくりと「新世界」に身を
浸してあげようと思う。
# by tokio-dayori | 2010-11-01 22:07 | Go!Go!あらいぐま。

ウイーンの風。

Go!Go!あらいぐま。     通巻448号      2010年10月24日発行

 年末の「第九」本番に向け練習に励んでいるわれらが「川口第九を歌う会」
に今日、珍しい客がウイーンから訪れた。ウイーンの楽友協会資料館の館長と
副館長というふたりだ。ウイーン楽友協会といえばあのウイーン・フィルの本
拠地。世界のクラシック音楽はここでのニューイヤーコンサートで幕を開ける
と言って過言ではない。そして楽友協会の名誉会員第1号はベートーヴェンで、
そこで開催されるコンサートのチケットはまず会員に販売され、一般は残った
チケットしか購入することはできないことになっている。

 そんな楽友協会資料館には音楽界にとって重要なさまざまな資料が保管され
ており、そのひとつは世界遺産でもあるベートーベンの「第九」草稿である。
その合唱部分の一部が今回、川口リリアでのウイーン・フィル公演にあわせ川
口で披露されることになった。先の館長らはその資料を携えて昨日来日し、川
口市長が団員でもある縁で我々合唱団の練習を見学することになったのだ。

 市長からは「粗相のないように!」と事前依頼があり、合唱指導者は緊張す
るし・・で、私たちもウキウキ、ドキドキで彼らを迎えた。ドイツ語で「歓迎」
の貼り紙をし、ドイツ語らしく歌うことはもちろんだが、土産にも工夫を凝ら
し今回は広重の浮世絵を用意した。もちろん新たにプリントされたものだが古
来の手法でプリントされた本物である。スーツケースを意識して小ぶりのもの
だったがふたりはとても喜んでくれた。そして、我々の合唱を聴いての感想を
求められ「まるでウイーンにいるような気がした」「ベートーベンの音楽は彼
だけのものではなく、世界の人々の財産で、そして今、川口とウイーンとを結
んでくれている」と最大級の賛辞を贈ってくれた。いい人たちだ!
※広重の版画をとても喜んでくれた。
ウイーンの風。_c0115482_1031754.jpg










※そして全員で記念撮影。撮影者の私はもちろん、いない!
ウイーンの風。_c0115482_10315062.jpg










 さて、彼らが持参したベートーベンはじめ、モーツアルト、シューベルトの
自筆楽譜や愛用の品々らは26日からリリアで無料一般公開される。27日には館
長が解説者を務めるレクチャーコンサートがある。28日はロベルト・ホルとい
うバリトン歌手のリサイタルがあり、11月2日はウイーン・フィルだ。川口は
今、オーストリア一色に染まり、ウイーンの風が吹いている。私もこの素敵な
秋にどっぷりと染まるつもりである。
# by tokio-dayori | 2010-10-25 10:33 | Go!Go!あらいぐま。

あがた森魚。

Go!Go!あらいぐま。    通巻447号     2010年10月17日発行

 2010年も残すところ2ヵ月半となった。年末は「第九」の季節で、今年の
演奏会は12月18日だ。指揮は今回で3回目となる広上淳一。終盤へ向けてテ
ンポがどんどん速くなっていく指揮ぶりだったと記憶しているが今年はどう
か?通常は2回程度の指揮者合唱指導が今年は4回も設定された。指揮者も
相当に気合いが入っていると想像される。さあ、どんな「第九」になるか?

 そしてことしはもうひとつの「第九」がある。東京FM開局40周年記念の
武道館第九だ。指揮は1昨年共演した西本智実。FM東京では1万人の第九
を目指しているらしいが、果たしてどうか?まっ、これにはお祭り気分で参
加する予定。なぜならばあの広い会場で、きめ細かな指揮も合唱もできるは
ずがないから。音がばらばらにならなければ御の字だろう。

 通常ならばこれくらいで音楽シーンは終わるはずなのだが、今年はちょっ
と様子が違う。何と、ボランティアで行っている慰問演奏や市民行事への参
加が10月に1回、11月に2回、12月に1回予定されているのだ!そのなかで
11月7日はあがた森魚との共演になると言うことでメンバーはちょっと緊張
している。なぜ、こんなことになったのか?話はあがた森魚が川口市に転居
してきたことに始まる。

 詳しくは分からないのだが、あの「赤色エレジー」という大ヒットを飛ば
したフォーク(いやロック)歌手は数年前から川口に居を定めているらしい。
メディアセブンという音響映像拠点や図書館にもよく顔を出し、それを市の
職員に目ざとくも発見されてしまったのだ。以来、多くのイベントに引っ張
り出されるようになった。そして、あがた自身もこの町が気に入り、酔うと
「カワグチはアルゼンチンだ」などとわめいていると風の便りに聞いた。そ
して「きゅうポラの街」と「ロッケンロードをゆくよ」という川口をテーマ
にした2曲を作るに至った。そのうちの1曲を11月7日に共に歌うというわ
けだ。
※赤色エレジーを歌うあがた森魚(YOU TUBEより)
あがた森魚。_c0115482_22302839.jpg











※YOU TUBEで聴くにはこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=XAccF0ipGD4&feature=related

 その練習に入っているのだが、困ったことに楽譜がない。なんとか録音C
Dを入手してそこから譜面を起し、CDに耳をそばだてて歌詞を書き取ると
いう始末。彼の事務所に連絡を取ったりもしているのだが楽譜はまだ完成を
見ていない。いったい間に合うのか?

 と、まあ、かなり緊張した日々を過ごしているが、この忙しさがエネルギ
ー源のひとつであることに疑いの余地はない。さらに今月末には、リリアで
開催されるウイーン楽友協会関連の催事にあわせてウイーンからの来客があ
り、11月にはウイーンフィルの川口公演(何と、完売!)がある。せっかく
のあがた森魚との共演機会を大事にしたいと思えど・・という贅沢な悩みの20
10年末である。当然、自転車に乗っている時間はない。
# by tokio-dayori | 2010-10-17 22:32 | Go!Go!あらいぐま。

山陰を走り終えて。

Go!Go!あらいぐま。  通巻446号        2010年10月10日発行

 延べ10日間(9泊、内バス車内2泊)、887.22キロの旅だった。雨中の出発
だったが雨は九州へ到着するまでに去り、以後、晴天または曇天が続き、レイ
ンコートを羽織ったのは豊岡市辺りを走った時だけだったという幸運にも恵ま
れた。天候に恵まれれば旅はよい印象になるに決まっている。今回の山陰の旅
もその例に漏れない。加えて、自転車に付きもののパンクやマシントラブルも
皆無。本当に素晴らしい10日間だった。
※これがコース全体図。
山陰を走り終えて。_c0115482_22142924.jpg









 印象深かったことを挙げればきりがない。海は荒海どころか穏やかな南海の
ような海だったし、山には豊かに木々が生い茂り、紅葉にはちょっと早かった
が、森林が70%を占める日本の国土を実感した。途中でたぬきや鷲、小鳥など
がクルマにはねられて横たわっているのを見たが、裏を返せばこれも自然が豊
かな証だろう。

 日本海に沿って走るJR山陰本線も楽しかった。線路と道路は近づいたり離
れたり、上をまたいだり、下をくぐったり、まるで、絡み合うように進む。時
折2両編成のかわいい列車とすれ違う。チンチンという踏切の警告音やポーっ
と鳴る汽笛が郷愁を呼び起こす。列車の転落事故があった餘部(あまるべ)鉄
橋もコンクリート製の架橋に建替えられ、今は、記念物的に鉄橋の一部が残さ
れているだけとなっていた。列車は地上約41メートルを走る。強風の際にどの
ようになるのか、想像するだけで恐ろしい。

 小倉から敦賀まで、総走行距離は887.22キロを数え、いくつもの町を通過し
たが、大きな町と言えば、出雲、松江、鳥取くらい。しかし、歴史、由緒のあ
る町が多く、京都や奈良を切り取ってそっと置いたような印象を抱いた。先を
急ぐ旅だったので、そそくさと見ただけのことが多かったが、途中何度も、も
う一度訪れたい衝動に駆られたものだ。敦賀のタクシー運転手の話では、小浜
市でまた遺跡が発見されたらしい。由緒は日々、増えているようだ。

 そして何よりも、人々の優しさ、笑顔がこころに残っている。私の到着を待
ってくれた小倉下関間フェリーの係員はじめ、萩YHのご主人、城福寺ユース
ハウスの住職、石見銀山世界遺産センターの女性係員、キララ多伎で出会った
おっちゃん、出雲市内で出会ったサイクリスト、竹野海岸休暇村のスタッフ、
敦賀へ向かう道すがら言葉を交わした歩いて日本一周旅行中のお兄ちゃん、敦
賀市内ヤマト運輸の係員、スーパー銭湯内レストランのおばちゃん・・・皆、
いい笑顔で接してくれた。旅の好印象はあなたがたが決めたと言っても過言で
はない。感謝しています。

 こうして鎖骨を折って以来約4ヵ月ぶりの旅は終わった。事故の再発防止に
は本当に神経を使った。いろいろなグッズも動員した。その効あってか、無事
故で旅を終えることができてホッとしている。今日に至っても、骨にも肩にも
何の違和感が生じていないのも嬉しい。そして、他の用事が立て込み年内は旅
に出られそうにない。しかし、日本(の4島の)の海岸線総延長は約1万5千キ
ロだという。房総半島、三浦半島、伊豆半島、渥美半島、紀伊半島などを走り、
今回の山陰路を加えると、私が走った距離は2500キロを越えた。いつの間にか
6分の1強を走ったことになる。残す6分の5はいつ達成できるのか分からな
い、あるいは達成できないかも知れないが、夢は見続けようと思う。
# by tokio-dayori | 2010-10-10 22:14 | Go!Go!あらいぐま。


団塊第一世代・あらいぐま(中尾 堯)の日々雑感


by tokio-dayori

カテゴリ

お知らせ
Go!Go!あらいぐま。
猫との遭遇

Link

なかお事務所
おんがく集団ブンダバー
川口第九を歌う会
自転車日記
ちょっぴり農業

よろしければクリックを!
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村
●筆者へメールは・・・こちら
==友人リンク==
●一五一会ゆうさんブログ
ゆう@一五一会弾いてます

最新の記事

ブログを引っ越しました。
at 2010-11-13 20:38
えっ、もう11月!
at 2010-11-01 22:07
ウイーンの風。
at 2010-10-25 10:33
あがた森魚。
at 2010-10-17 22:32
山陰を走り終えて。
at 2010-10-10 22:14

以前の記事

2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧